2007年12月29日土曜日

GOZO 3 ~ 大城塞と大聖堂、その他 ~


ゴゾ島の首都、中央に位置するVictoriaという場所に
The Citadel(シタデル=大城塞)
The Cathedral(カセドラル=大聖堂)があります。

GOZO島ではVictoriaはRabat(ラバト)とも呼ばれます。



~ The Citadel ~

先日少しCitadelに触れましたが、海賊や軍隊の襲来に備えて
聖ヨハネ騎士団によって高台に作られた防御の塔と城壁が残る場所。
高台からは平野が一望できて、とても美しい。


  





~ The Cathedral ~

バロック様式の大聖堂。
天井画はドームがある様にみえますが、実は平面画。
遠近法を駆使した騙し絵で目に錯覚を与えています。
このCathedralのそばには宗教儀式に用いられた銀/金器や絵画が
展示されています。

  


マルタで有名なレース。マルタの女性達は5歳くらいからレース編みを始めるそうです。
とても素早い手つきでこの何本もの木の棒同士をくぐらせて細かいレースを案で行きます。





古い洗濯場。大昔に使われていたそうです。



ゴゾにある別の教会。他の教会に比べて、とてもシンプルなイメージ。



マルタではマルタワインが作られています。美味しくて安価らしいです。
お酒の飲めない私には分かりませんが、少し飲んだ感じはフルーティーで飲みやすかった。
たくさん飲めないのが・・・残念。


ゴゾはマルタ島より緑が多く、自給自足ができているらしい。
ワイナリーもあって、GOZO WineやGOZO Cheeseもあります。
GOZO Cheeseはとても塩気が強いので、そのまま食べるのには向きません。




そして、こんなフェリーにのってマルタに戻ります。
往復2パウンド。(800円くらい)20−30分程です。

GOZOは小さな島なのに、マルタから独立したがっているらしく、
その為かマルタ島ーゴゾ島間の橋はありません。
フェリーの船会社も全てGOZO経営らしいです。





というわけで、マルタ島に帰って来ました。
あんなに田舎だと思っていたマルタ島。ゴゾ島から戻ると都会に見えます。
東京に戻ったら、どんな感覚になるのでしょうか・・・慣れって怖い。

GOZO 2 ~"Xlendi"Marsalforn"~


今回は"Xlendi"(シュレンディ),滞在先であった”Marsalforn"(マルサルフォン)。


この美しいマルタの中でも、海辺のリゾートとして人気が高いのがこの2つ。
夏は人であふれるそうですが、この時期、ほとんど人はいませんでした。


海辺にカフェのテーブルが並び、かなりリゾート気分が味わえます。
景色も美しく、SUNSETが素晴らしい。
右手にある階段を進むと小さな洞窟に辿りつきます。

(左)海辺  (右)右の隙間が洞窟への階段です。横は崖。

 

(左)洞窟から海を見た写真(右)洞窟入り口から見た写真


    



ホテルやレストランもあり、左の岸からはダイバーが飛び込み、
夏にはプールの様な湾で海水浴をする人が多いそうです。
考えるだけで、こわい。人であふれて雰囲気が全く違いそうです。

(左)優雅な感じ。        (右)夕日。綺麗。

  





小さな砂浜のある海が広がり、陸深い入江が続き、
湾を囲む様にホテルやレストランが並んでいます。


(左)透明度の高い海 (右)切り立った崖が並びます。この岩は滑るので必死。

  


今回は首都のVICTORIAを徘徊中に声をかけて来た人のアパートメントホテルに
泊る事になりました。寝室は3部屋別。他にbathroomが2つ、リビング。
料理も出来ます。廊下はすっごく長く、25mくらいはありそうです。

(左)リビング (右)奥行きがあり、移動はダッシュでした。
  
  


しかし実はこのマルサルフォン、結構厄介な場所で・・・というのは、遠い!
どこに行くにもバスでVICTORIAに戻ってからでないと行けません。
しかも時期はクリスマス。25日はバスがない。

他の日もlow seasonの為、午前中でバスが終わったり、
1〜2時間に1本という状態。
お陰で、今回の滞在は特に観光もあまりせず、マルサルフォン周辺を散歩したり、
レストランやホテルでほとんどを過ごしました。

岩に作られた階段




周りにはこのような場所があります。四角く仕切られた枠は何でしょう・・・
人がいないので、質問もできませんでした。

(左)深く開けられた穴もありました (右)なんでしょう。。。

  


そして、25日。1ヶ月以上もピアノに触っていなかったのですが、今日に限って
どうしてもどうしてもどうしてもピアノに触りたいと思っていた。
すると、たまたまホテルのオーナーが開けたドアの向こうに・・・ピアノが・・・!
奇跡かと思うくらいの偶然でした。もちろんオーナーにお願いして弾かせてもらいました♪

このピアノはすっごく古くてぼろぼろ。
壊れてしまうんじゃないかと思う程で出ない音が10音以上あります。
そして、勿論調律もされていなくて、音はバラバラ。
しかもまるでペダルをふんでいるかの様に何故か音が響く。

折角なので、賛美歌やクリスマスソングなども織り交ぜつつ、しばし久々の
ピアノに癒された。むしろ、変な音だけど、味があって良かったかな。

オーナーも飲物を差し入れしてくれ、swedenの子も聞きに来て、
クリスマスに実家に帰れない自分の為に弾いてもらってるようだと喜んでくれていました。ピアノをやっていて良かった。両親に感謝。

♪ぼろピアノ♪




GOZO 3に続く・・・

2007年12月28日金曜日

GOZO 1 ~ Ggantija Temples, Azure Window ~

こんにちは。

クリスマスはいかがでしたでしょうか。

マルタでは、クリスマス、特に25日はとても神聖なるもの。
多くの人は教会のミサに行き、家族でご飯を食べる様です。
街のほとんどの機能が停止し、バスも止まり、お店も閉まり、
多くのレストランもお休みです。

私はと言えば、マルタ本島から少し離れたゴゾ島に行って来ました。
以前日帰りでツアーに参加して一度行きましたが、
今回は3泊4日。ベトナム人とスウェーデン人と3人です。


<ゴゾ島とは?>

マルタ島の北西6KMに位置していて、マルタを構成する島のうちの一つ。
少なくとも紀元前5世紀から人の居住が確認されていて、
巨石建造物やストーンサークルも残されています。

フェニキア人、ギリシア人、ローマ人の支配を受け、
更に1551年のオスマントルコの来襲で、
島の住民のほとんど、5〜6,000人がリビアに奴隷として連れ去られ、
あるいは殺傷され尽くされたという悲しい過去があります。
しかしこれを契機に聖ヨハネ騎士団が襲来に供えて
Citadelという城壁と防御の塔を建てたそうです。

このCitadelは素晴らしい所でしたが、次回紹介します。


<巨石神殿について:基礎知識>

マルタの巨石神殿は、上空から見ると平面図に書き表すことができるようです。
下を参照↓



クローバーの葉のような丸い房が連なった形状は、豊満な女性の体を表しています。
神殿内には豊満な女神の像があったり、周囲からも「マルタのヴィーナス」と
呼ばれる女神の土偶が見つかっています。

マルタでは、豊満な肉体の女性の像が色々な場所から出土していているので、
この像が崇められていたという事がわかります。

現在、神殿には屋根がありませんが、昔壁につかわれている石板と同じもの、
あるいは木材とわらで屋根が作られていたと言われているそうです。
遺跡の側壁にその様子を表わしたものだと思われるレリーフが残っています。
壁の石板は、ながい年月のあいだに風化が進んでいますが、
遺跡が作られた当初は四角い煉瓦の様なの石板が、緻密に組み合わされてそうです。

またマルタの神殿は、当時重機もセメントも使われていない時代にあの重い石を
誰がどうやって運んで作ったのか、未だに不明な点が多く謎に包まれています。

ほとんど神殿では、出入り口が夏至か冬至、また春分秋分の日の出の方向をむいています。




<Ggantija Temples(ジュガンティーヤ神殿)>

ゴゾの中央部にある遺跡。'Ggantija'とは'gigantic'の意味で、
女の巨人が建てたという伝説があります。

周囲は高さ8mにも及ぶ石積みの壁で覆われていて、奥には二つの神殿があり
中の神殿はとても簡素な感じですが、地中海沿岸で最も古い神殿と言われているそうです。


左:外見    右:二つある神殿のうちの一つ

  


生け贄を洗う為と考えられているくりぬいた石や、螺旋や蛇を描いた石、
生け贄や偶像を納められた場所と考えられている壁にあいたニッチと
呼ばれる穴などが残っています。


左:穴   右:サボテン


  


ここでジャムを買いました。
サボテンの花から出来ていて、サボテンの実を開けるとオレンジだったり赤だったり
ピンクだったり緑だったり・・・実際に実を開いてみないと中の色は分からないそうですが、
味は同じみたいです。怖いので、無難に赤を買いました♪

左:サボテンジャム(全て同じ味)  右:果物&ジャム売りのおじちゃん

  




<Azure Window(アズール ウィンドウ)>


ゴゾ島の南西部に「Azure=青」「Window=窓」と呼ばれる場所があります。
きっと誰もが気に入ると思われる、素晴らしい場所です。
名の通り、数千年の風と波の自然の浸食で天然の窓、
高さ20m/長さ100m/奥行き40mのアーチができたらしい。

このアーチの窓越しには地中海の濃い青の海が見えます。ダイビングポイントでもあり、
機会があったら、というより絶好のチャンスなので、マルタに居る間に絶対やりたいです。。
もう2年くらいダイビングしてないから、怖いけど・・・

天気も良く、心地よい風に包まれながら海の景色をを堪能しました。


    


  


ゴゾ島の見所はまだありますが、これ以上長く書けないのでここで一度終了。
続きはまた・・・

2007年12月24日月曜日

Marxaslokk


更新が大分遅れました。

最近はすごく忙しく生活しておりましたが(遊びで)、
遊び仲間のヨーロッパ人達が昨日全員帰国してしまいました。
というわけで、ブログに精を出そうと思った矢先、
彼らの残して行った風邪菌に感染。
寂しいわ、咳が止まらないわで、大変です。

約2週間の間、お陰様でとても楽しく、色々な場所を
観光したり、沢山遊びましたので、徐々に紹介させていただきます。


まずは、marxaslokk(マルサシュロック)という所。

マルタ本島の東のはずれに位置し、マルタ最大の漁村と言われています。
天然の良港で、湾には数々の色とりどりの船が浮かんでいます。


  

  

この船はルッツ(Luzzu)といって、船の先端に一対の目が付いているのが特徴です。
フェニキア人の時代から、漁に出た時に悪天候や災害などから
漁師を守る魔よけのお守りとしてつけられているとか。

この目は「オシリスの目」と言われているそうです。
まつげまであって、魔除けとは思えない感じで可愛いです。




ブッシューゴルバチョフ両大統領による冷戦終結の「マルタ会談」というものが
このマルサシュロックで行われたらしいです。

日曜日の朝には朝市が開かれるので、それを目的に行きました。
お土産、野菜や果物、魚や洋服などの生活用品までそろいます。

  


のんびりとした雰囲気で、生憎の天気ではありましたが、
海に浮かぶボートを眺めながらのんびりと買い物。



マルタの歌を作って売っている夫婦がギターを弾きながら歌を歌ってくれました。
10曲以上あるのですが、歌詞は全てマルタに関するもの。
「I love Malta~~♪」「I went to Gozo~~♪」など、そのままやんって感じの歌詞ばかり。(笑)
とてもほのぼのしていて楽しかったです。

 

私は3種類のスパイスと、枕を購入しました。

    

その後、市場で買った魚と野菜をもって、ベトナム人の泊るホテルへ。
彼女の指示のもと、ベトナム料理を作り、総勢12名での食事。
イカと玉ねぎを使った料理と、ランプキというマルタの名産の魚を使った
炒め物。とっても美味しく、アジア人もヨーロッパ人も皆大喜びでした。

この日はあまり天気が良くなかったのですが、
ご飯を食べ終わった後は虹が・・・





夜は先日ゴゾ島に行った時に知り合ったウクライナ人と会う事に。
彼はウクライナ人ですが、6、7カ国語を操るすごい人。
英語も勿論堪能で、今は建築系の会社のgeneral managerでありながz
色々な所を旅しつつ、仕事しつつ・・・かなり人生を楽しんでる感じでした。
ご飯をご馳走になりながら、ヨーロッパで仕事をゲットする為に・・・
のアドバイスを色々頂いて、参考になりました。


明日からクリスマス休暇でこの街は動きが停止します。
というわけで、先日日帰りで行ったGOZO島に再度行って参ります。

3泊4日の予定ですので、帰ったらまたブログ更新致します。

では、みなさま
Merry Christmas!!


2007年12月16日日曜日

映画/ディナー

先週の木曜日、マルタはRepublic Dayで祝日。
その為、水曜日の夜は大騒ぎです。

私の住むSt.Julian'sのそばにパッチャビルという六本木をかなり縮小させた様な
エリアがあります。そこはマルタ中の遊びたい人が集る様な場所で
約束がなくても行けば誰かに会える、という狭さです。

天候もあまり良くなかったので、今回はまず映画を見る事に。
「Rendhition」という映画を見ました。
http://www.renditionmovie.com/

storyについては触れませんが、hardでした。でも、私は結構好きです。
驚いたのが、映画が途中でいきなり終わった!
「え、終わり?なんで?」と思ったら、途中でブレイクがはいりました。
一緒に行ったイタリア人によると、ずっと続けてみるのは長いので
ブレイクにpopcornを買ったり、トイレに行くのが普通らしい。びっくり。
スペインやウクライナは日本と同じく、休憩ははいらないそうです。

その後、クラブへ移動し、解散。

最近はイタリア人、スペイン人、ドイツ人4-7人くらいと一緒に出かけたり
ご飯を食べたりするのが多いのですが、皆で一緒にご飯を食べると、
文化の話しになる事が多く、新発見が多くてとても面白いです。


イタリア、スペイン、スイス、ドイツの人達とご飯に行った時に
とったもの。この日は10人でした。ツアーみたい(笑)



仲良しMilan在住のAnnaちゃん。中国語を必死で勉強しています。
残念ながら今日帰国してしまいました(涙)

Mdina(イムディ−ナ)


Mdina(イムディーナ)


マルタ本当のほぼ中央に位置し、小高い丘の上にある町です。

このMdhinaの歴史は古く、青銅器時代(紀元前1500〜1000年)まで遡り、
そ16世紀には貴族の館が建ち並び、マルタの首都がおかれていたという町。

アラブ人の侵攻によって廃墟と化し、1040年頃までは放置されて
今度は1090年頃からノルマン人の支配下で[madinah](=街)として蘇る。
しかし、今度はVallettaが新都市として再建され、だんだんとMdinaは衰退。

今では 「old city」または「城壁の町」また「silent city」と呼ばれていて
文字通り、街はマルタストーンの家が建ち並んでいて、狭い小道がくねくねと続き、
赤やピンクや紫のブーゲンビリアの花がマルタストーンの所々に咲いていました。
マルタストーンの穏やかな色と鮮やかな色の花、光と影のコントラストが
とてもきれい。


静かな街に咲く、ブーゲンビリアの花

 

静寂の街
人がほとんどいなくて、名の通り、本当に静かな町でした。

  


The Cathedral (大聖堂)

外観は他の建物同様の色で簡素でしたが、中にはいると銀細工の棺や
豪華な礼拝堂、天井がフラスコ画で飾られ、床は大理石の墓碑が並んでいました。


(左) 外観  (右)天井  (下)エレガントな内装


  
  
  


今回はイタリアン、スパニッシュ、ジャーマン、と私の8人で行きました。
他のヨーロッパの雰囲気ともまた違うらしく、趣があり、ゆっくりと見学。
途中で雨が降って来たので雨宿りにはいった古いお店は、私たち8人で
いっぱいになってしまう程の狭さ。
お店のおばちゃんは一時パニック状態に陥っていました。

(左)マルタストーンに描かれた絵
(右)丘からの景色


 


Mdhinaから歩く事10−15分でRABAT(ラバト)という街があります。
ここもローマ古美術館や聖パウロ教会や洞窟、地下墓地など
興味深いところがいくつかありますが、今回は時間がなく、
残念ながら断念。また次回。